物納のポイント

ガッツポーズの男

相続税は現金以外でも納付することが可能となっています。これを物納と言います。ただし、物納は当然に利用できる方法ではなく、要件を満たす必要があります。 まず、延納でも支払うのが困難であることが求められます。相続税を分割払いする方法を延納と言います。延納は、現金一括で支払うのが難しい場合に認められます。そのため、物納の場合、分割でゆっくり払っていくのも難しいということが求められます。 利用は申請制になっています。申請後、審査が入り、物納の承認又は却下が決まります。申請は相続税の申告期限までに行う必要があります。申請の際は、申請書、物納手続関係書類等の提出が求められます。 なお、審査は場合によっては、数か月かかることもあります。その間、相続税の徴収は猶予されることになるので、安心して下さい。

物納は相続財産で納付することになります。遺産の中に現金がほとんどなく、納付するには不十分であったという場合、自腹で支払う必要があります。このような際に利用できれば、とてもありがたいです。 ですが、国としても現金の方がありがたいと考えます。そのため、残念ながら、誰もが適用を受けられるものではありません。先述した通り、延納でも支払えない者が対象になります。 延納は、相続税を支払うための現金を、今すぐ捻出するのが難しい場合に認められます。分割で支払う物納は、それ以上に要件が厳しいです。つまり、相続後、数年間は現金払いが難しい状況にあることが求められます。 申請をする、しないは自由です。ちなみに、物納の申請が通らなかった場合でも、20日以内であれば延納の申請が可能となっています。物納と延納で迷っているという方は、まず物納の申請からしてみましょう。